Mar. 31, 2013
Feb. 20, 2013 A flicker noise generated by impaired electrical current.
オシレーターが安定して動くために、Xtalの両端にコンデンサーを置くのが定石らしく、実物もたしかにそうなっているようです。早速クリップで突っついてみると、確かに映像は波打つのですが一瞬だけで、再生そのものが停止されてしまいなかなかうまくいきません。 ここでパチモンファミコンを代打起用することにしました。2,000円弱だったし、重さ的にこんなに軽くて本当に大丈夫なのかと思いましたが、蓋を開けてわかったのですがどうやら純正の基盤にゴテゴテ乗っていたパーツがすべて、ゴムのシールで覆われた一カ所に集約されているようでした。
メモリまわりをいじるのは純正品のほうで壊れるまで十分遊んだので特にそれ以上思う事もなく、左下の赤枠のオシレーター周辺をいじってみると、いい感じに乱れました。 両脇のコンデンサの役割は上述のとおりなのですが、そもそもこのコンデンサに流れる電圧自体を不安定にしたらどうなるのかと思い、右上の赤枠の、電源の電圧自体を可変抵抗で調節できるようにしてみました。
いい具合にグリッチしだしました。ブレ方が激しく、見ているとどんどん視力が悪くなりそうです。





純正品には電源付近にレギュレーターなるものが置かれており、もし強めの電圧がかかってもそいつが調整してくれる作りになっているようです。ですがAiwaのポータブルCDプレーヤーの、低電圧な電源アダプターを試しにつないでみると、これもうまくフリッカーしました。まだまだ色んなベンディングのやり方がありそうですが、しばらくはこれで遊ぼうと思います。

